ひさびさのドカ雪。
数日中に素焼きの窯を焚かないとマズイ。
ので、今日は冷凍庫と化した窯にもぐって窯詰め作業(凍)。
まぁ、素焼きの窯詰めは、本焼きのときの窯詰めに比べればだいぶ楽なんですが・・。
とにかく寒いっ!というか冷たいっ!というか痛いっ!!
同時に、気になるのが窯小屋のトタン屋根に降る雪。
げに恐るべきスピードで積もってゆく。
十年以上前に鉄パイプと角材とトタンでつくったヨレヨレの小屋です。
心なしかトタンがたわんでいるような・・・。
これ、つぶれたら窯焚きどころじゃないよなぁ・・・
そう思いつつ、「まぁ、だいじょうぶッしょ~」となっていたのが以前のぼくッ!!
あれは、7年ほど前の正月2日、朝方に父からの電話。
「小屋、風で吹っ飛んでるよー!!」
えぇぇぇ~っ!!!
風で?
一から自分で作った小屋なので、小屋自体の重量が相当なものということは身をもって知っていました。
急いでかけつけると、あるはずの小屋が「ナッスゥイングっ!!」
マジシャンの「セロ」似とたまに言われることと何か関係がっ!!??
無意識で消失させた?
んなこたぁ無く、十数メートル上の山の斜面に、ぐしゃぐしゃになった小屋がありました。
バラバラになって飛んだんじゃなく、一体となって飛んだようです!!
ライト兄弟もびっくり!!
親戚一同、お雑煮を食べている間、ばらして運んで組みなおしましたよ。より頑丈に。
もちろん号泣しながらでしたね。
それで学習したわけです。
「げにすさまじきは自然のちからナリ。」
結局、だから雪を降ろしましたよ、屋根の上にのぼって。
ほんとのこと言うと・・、
僕そんなことしなくても、消失させることできるんですけどねッ!!!
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ただぼ (水曜日, 29 2月 2012 21:52)
自然の力はすさまじいのー。
こっちの家は耐雪性っての重要で、1.5mの積雪に耐えられるなんてのが普通。雪でも安心してお雑煮食べていられるように、こっちの家の構造を参考にしてください。小屋は知らん。
四狭間かなた (水曜日, 29 2月 2012 22:12)
だろうねぇ~(笑)
こういう仕事してると、雨やら風やら雪やら土やら、ものすごく近くに感じるよね、お互い。