窯作業と天丼

 

きのうは素焼きの窯出し。

 

ちゃんと、レンガ色になってます(←偉そう)

 

昼またぎでの作業だったが、昼、食べ過ぎた。

 

 

 

 

 

 

窯前面のこの出入り口から作品の出し入れをします。

 

小さな手板に作品をのせて膝をついての出入り。

 

食べ過ぎて膨れた腹だとキツイ・・。

 

「よっこいしょ~!」

 

作品をかかえ、窯から這い出てくると父の姿がそこに。

 

 

 

 

  父 「次に窯をつくるときは、もっと高くした方がいいな。」

 

  私 「でも、そうすると焚き方とか変わっちゃうし・・」

 

 

それから、また窯内へ。

 

作品をかかえ出てくると

 

  父 「次に窯をつくるときは、もっと高くした方がいいな。」

 

ん?おなじセリフ?天丼か?

 

当然、こう返しました。

 

  私 「でも、そうすると焚き方とか変わっちゃうし・・」

 

 

ふたたび窯内へ → 出てくると

 

  父 「次に窯をつくるときは、もっと高くした方がいいな。」

 

  私 「でも、そうすると焚き方とか変わっちゃうし・・」

 

 

ふたたび窯内へ → 出てくると

 

  父 「次に窯をつくるときは、もっと高くした方がいいな。」

 

  私 「でも、そうすると焚き方とか変わっちゃうし・・」

 

 

そろそろ潮時か・・・。

 

今度は窯から出るとき私の方から

 

  私 「次に窯をつくるときは、もっと高くした方がいいかな~」

 

すると父は

 

  父 「でも、そうすると焚き方とか変わっちゃうんじゃないか?」

 

こうして「天丼」は無事終了しました。

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    ただぼ (木曜日, 08 3月 2012 01:43)

    答えはわかっちゃいるけど、膝をすりすり出入りする不憫な息子への愛情というものでしょう。