冷静と情熱の間

 

先日焚いた窯(3/10~11)からの窯出し・後処理をここ数日していました。

 

作品の一部はギャラリーに載せました。

 

 


 

この期間は、僕の場合、次の窯へ向けての気持ちが一番高まるようです。

 

窯から出てきた一つ一つの作品を見ながら

 

「お~、あれはこうなったのか!」

 

「なら、次はここをこうすれば完璧だな!」

 

と、なぜか、スーパー・ポジティヴな発想しか浮かんでこないようで・・・。

 

 

父と一緒に昼飯を食べながら、

 

「次回は今回の100倍くらい良くなると思うよッ!」

 

と、まくしたてます。

 

すると、ボソっと

 

「そのセリフ、毎回言ってるよな・・・・」

 

流れるような箸使いを止めようともせず、言い放ちます。

 

 

れ、冷静なのね・・・・

 

 

「100倍ってのは言い過ぎたかなぁ~」とトーンダウンしたところで、

 

当然、父の箸は華麗に流れ続けるのです。

 

もはや、顔を上げようともしません。

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    ただぼ (水曜日, 21 3月 2012 06:48)

    その両方があってこそ、だよね。
    温度を感じない親父さんのコメントはまさに冷製ですね。

  • #2

    四狭間かなた (水曜日, 21 3月 2012 07:51)

    次は、ギャフンと言わせます(笑)
      ↑
    これも、よく言うセリフ

  • #3

    このみ (火曜日, 27 3月 2012 22:07)

    今日伊勢崎ライムで 素敵な作品と素敵な出会いで あらたな幸せ感じました

  • #4

    四狭間かなた (水曜日, 28 3月 2012 22:47)

    このみさん、展示会へお越しいただきありがとうございました。
    次回は、今回以上にお楽しみいただけるよう精進いたします。